それは覚悟と言えるのか?

厳島神社

妻と久々に映画でもみないかという話になったので、Netflixで適当に観たことない映画を探していたところ、共通してみたことがなかった男たちの大和を観た。 覚悟っていうけど、覚悟には強度の違いはあるし、今自分が持っている覚悟は果たしてどれほどのものだろうと考えさせられた。 考えさせられたことで自分を見つめるいいきっかけになったので、覚悟を固めていくのにこのような映画をたまに観るのはいいことなんだろう。

大和とともに最後まで戦うと決めた内田守海軍二等兵曹(中村獅童)の覚悟は、退路を無くしていった行動からも相当なもので。 自分が起業を決心して会社をやめたときに、覚悟を決めたと思っていたし、それなりに簡単な決断ではないと思っていたけど、大したものじゃなかったのだ。 何重にも万が一の時は戻れる場所、できることを用意してリスクを取りに行くようにしているけど、それは本当に強い覚悟だったのか? それを用意する時間があるのであれば時間というリソースは目指すところにだけオールインすべきだったんじゃないのか?と自問した。 退路をもっと積極的に断っていかないといけない。

映画を見るだけでは現実は何も変わらないのでそればかりしていては実業家としてはどうなんだろうと思うけれども、たまには強いテーマをもったコンテンツも消費してみるものだなと気が付かされた。 甘い自分が出てきたときにもう一度見てみたい。


公開日: 2019-07-22
カテゴリー: 雑記
文字数: 586