子猫と新生児を一緒に育てる

はじめにはっきりと言っておくと、子猫と新生児を同時に育てるのはやめたほうが良い。 衛生面のこととかもあるかもしれないけど、割ける時間の問題でほとんどの家庭では双方に十分な愛情を注ぐことができないのが一番大きな理由だ。 猫を飼ったことのない人は猫なら手間かからないし大丈夫だと思っている(自分がそうだった)と、案外そうでもなかったりするので気をつけて欲しい。 個体差はあるのかもしれないけど、猫の性格は飼ってみないとわからない。甘えん坊である可能性は十分にある。

経緯

今年の5月頃、知人が保護した子猫の里親になった。その猫が稲造だ3月頃に産まれたと見られる。その後娘が9月に産まれたので、同時に育てることになった。 かわいいものに囲まれてとても良い気分になっていたのも束の間、夫婦そろって激しく消耗した。 結果、子猫だけのときはのびのびと育てされていたが、子猫のストレスが目立つようになり、それを見て自分のいたらなさを痛感した。

協力体制は必須

とにかく休めないので、負担を分散したい。 僕の場合は幸い今住んでいる家では1階と2階に分けることができるので、夜遅くなんかは妻が1階で娘、僕が2階で猫といったように役割を分担している。 同時に見なくてはならない時間はどうしてもあるが、少しでも分担できると、遊んであげやすいし、気にかけなくてはいけないことが限られているのでストレスも少ない。 飼いたいと願っているのが奥さんだけの場合だと負荷が集中する恐れがあるので気をつけたい。

ルールを作りすぎず、ダメだったところでなく良いところに目を向ける

猫も子供も自由で、こちらの思うようには動いてくれない。 そのことに対していちいちストレスを溜めていくと、簡単に満タンになる。 理想はあるけれども、そういかなかった場合でも余裕をもって接してあげる覚悟が必要だ。 育児全般に言えることなのかもしれない。

結論

自分は今でも飼ってよかったと思っているが、稲造が飼われてよかったと思ってくれているかはまた別の話だ。僕は癒しをもらいながら暮らせているが、娘に気をとられ、かまってやれずストレスが溜まってしまったのは事実だ。そもそも、子育てだけでもとても大変なものなのだろう。猫だから楽、とかそういうことはないのでもしそれを知っていたら少し飼う時期をずらしていたと思う。 これからペットを飼う人の参考になれば嬉しい。

公開日: 2018-11-16
カテゴリー: 雑記
タグ: and 育児
文字数: 978