ナイロビ都市封鎖 36日目: ルーティンが好きじゃなかったのか?

しばらく更新が滞っていた。というのも、特に書くこともなかった(言い訳)。

部屋からほとんど出ない生活を続けていると、正直ナイロビにいてもナイロビがどうなっているのか自分の感覚ではほとんどわからない。 日々従業員から上がってくる報告や写真から、なんとなくの雰囲気は伝わってくるけど、実感がない。

今ナイロビでは、ビジネスは閉じてられない(稼がないと生活できない)人たちが経済活動を再開していっていて、交通量も7-8割戻ってきたんじゃない?と思えるくらいにはなっている。 一方で、顧客のスモールビジネスのオーナーさんたちから話を聞くと店を開けていても基本的に売上はしぶく、皆お金を使ってくれないそうだ。

仕事に関してはきっと人生で1,2を争う外的な圧がかかっているような状態なので当然苦しさややりがいがあって、こんななかでもやることは無限にある。 そもそもすべて整った状態で起業したわけではなく走りながら作っていくスタイルを選んだ時点で、外に出れなくてもやれること・やらなくてはいけないことはいくらでもある。

既存の事業では売上を伸ばすことは今のご時世では無謀なので、売上を伸ばすことの優先順位を下げ、今できることの優先順位を上げただけと考えると、やってることはコロナ流行前とあとでも変わらない。

先週の楽しみといえばズボンの裾上げを手縫いでやってみよう!というのだったが、持っているズボンのすべての裾上げが一日で終わってしまったのでまた楽しみが無くなりとても悲しくなった。