ナイロビ都市封鎖 6日目: 最高すぎる日曜日の陽気と、ネコの帰宅と混乱の顕在化

庭からの景色
庭からの景色。そよ風が最高に心地良い

今日のナイロビは晴れて、気温も22℃くらいで最高だ。

朝からネコ捜索(エサを5箇所に設置したとこと見事に全部食べられていた!)し、見つからないので少し仕事をして、コーヒー淹れて筋トレした。

午前中はだいたいそんなこんなですぐ終わったので、昼ごはんにCHEKAがはじめたデリバリーを早速頼んでみた。

3人いるので、牛丼、豚丼(チャーシュー丼?)、照焼チキン丼の3つを頼んだ。自分は照焼チキン丼食べたけど、やっぱり美味しいよね。

カチュンバリ(トマトと玉ねぎ刻んだもの)も合う。昼から少しビール飲んで、最高な気分だ。

照焼チキン丼
照焼チキン丼(500シリング)

ナイロビの、カラッとしたこの空気は心地良すぎて、多少の憂鬱なぞふっとぶ。ケニアにいる日本人とは、この気候の良さが僕らをここに居させている可能性はあるよねという話をする。

夕方にまたネコ探しに出ると、車の下に隠れているのを発見した。僕だとわかると寄ってきたので、そのまま部屋のなかまで誘導して無事家の中に入れることに成功した。

シャンプー・爪切り・コーミングをして綺麗さっぱりして、だいぶ気持ちよさそうにしていて、すぐに横で寝た。

顔にはマングースとの闘いでついたと思われる傷もあり、だいぶ疲れてたのだと思う。大事に至る前に帰ってきてくれて本当によかった。

自分がネコに翻弄されている一方でキベラでは大変なことになっている。食料の配給に人が殺到して、警察が催涙ガス撒いて怪我人多数でたらしい。一説によると死者も出たとか。

Stampede in Kenya as slum residents surge for food aid | KDNL

話題になっているBBCのコロナは平等ではないというニュースキャスターの意見は本当にそのとおりなのだなと思う。自分はすぐに食料に困るわけでもないからこんな日常だけど、既に一日二食に減らしたりしているという人も増えてきているようだしその状況下では冷静でいられるはずがないと思う。

感染リスクの話だけでなく、コロナによって生活が受けるダメージは、もともと蓄えがない人ほど顕著だ。

新型ウイルス被害は「平等ではない」とBBCキャスター 低所得者ほど感染と - BBCニュース

これを受けて、昨日から食料・非食料を問わず配給する場合は事前に政府の許可を取る必要が出たらしい。これによって支援が遅れないことを願うばかりだ。

残ることを決めたからには、ここで結果を残さねばと気を引き締めて週末を終える。

実は明日もケニアは祝日だけど、あまり自分には関係なかったりする。